仙台市泉区のいずみ往診クリニックは訪問診療を専門に行っています。

第16回勉強会

褥瘡ケアを知ろう! ~ 褥瘡(床ずれ)の正しいケアと治療のために ~

 今回は、これまで多数ご要望をいただいておりました、“褥瘡”に関する勉強会を実施しました。
 在宅でケアをする上で、日常の活動量が低下している要介護者に対し、ベッド上で過ごす時間が多いことにより褥瘡が発生しやすい環境で日々ケアを行っている皆様にとって、その予防方法や発生した場合でも難治化しないケアの実践について改めて確認していただく機会となりました。

 

 講師として、皮膚科領域の専門医薬品メーカーである、マルホ株式会社のファーマシー事業部から、津谷様をお招きし褥瘡ケアについて講演いただきました。

 

 前段、いずみ往診クリニックの原口院長より「在宅で経験した褥瘡例」として、実際の訪問診療において経験した患者様の例として、その診断から治療の経過について褥瘡の症例を紹介していただきました。

 

 続いて、マルホ株式会社 津谷様の講義に移り、褥瘡の発生のメカニズム及び好発部位について、また褥瘡に対する予防や、発生してしまった場合のケアについて、体圧分散ケア、スキンケア、栄養管理など、画像を示しながら説明いただきました。
後半は、DESIGN分類による治療の実際として、使用する外用薬やケアのポイントを動画と合わせて解説いただき、全体の講演を終了しました。

 

褥瘡(床ずれ)は、仰臥位で寝ていることが多いため仙骨部は好発部位でありますが、色々な姿勢において、一定部位に持続的に圧迫が加わることで、様々な場所に褥瘡が発生してしまいます。適切なケアで体圧を分散すること、皮膚の摩擦やスレを予防するためにもスキンケアが重要であり、栄養管理を含めて総合的にケアすることが重要であり、各ステージにおいても薬剤を適切に使用してゆくことを再認識しました。

 

第16回勉強会風景1 第16回勉強会風景2