仙台市泉区のいずみ往診クリニックは訪問診療を専門に行っています。

第11回勉強会

冬の脱水と感染症について

第11回勉強会風景1

今回は季節に関わらず脱水に陥りやすい高齢者の水分補給や、この時期に起こりやすい感染症について、株式会社大塚製薬工場 OS-1事業部の大塚様に解説頂きました。


今年、東北地方ではノロウイルスの発生が突出しており、宮城県が第1位、山形県が第2位の発生状況となっており、牡蠣の出荷停止という事態も起きました。
夏の暑い時期だけでなく、冬はインフルエンザやノロウィルスといった感染症が流行しやすいため、下痢や嘔吐など、その症状により脱水状態になりやすい時期と言われています。


手洗いやうがい等、感染症に罹患しないよう予防に心がけ、乾燥するシーズンに対応した水分補給を行うことで脱水状態にならないよう気をつけることが大切であることと、特に高齢者など、のどの渇きを自覚しづらい方には、脱水のサインを見逃さずに状態に合わせた水分補給を行う必要があることを、参加された方々とともに確認することができました。


第11回勉強会風景2

当日は、過活動膀胱や頻尿により残量が変化する、膀胱内の残尿量を測定する機器(リリアムα-200)のデモも合わせて行っていただきました。残尿の有無から症状と状態を合わせてアセスメントを行い、治療やケアにつなげていくことについて、興味深く質問されている参加者も多くいらっしゃいました。


講義の中でも紹介のあった市販されている経口補水液などを上手に活用して、重篤な症状にならない様に心がけ、この冬も乗り切ってゆきたいものです。


次回第12回勉強会を2月に開催予定です。